釣り船関係者と公明県、市議
鉄鋼製浮き桟橋の設置要請
熊本県本渡市 観光釣り客などが安心して使える桟橋を――と、熊本県本渡市の本渡北釣船組合や本渡北舟釣り愛好会の代表が、このほど県天草地域振興局を訪れ、観光釣り船基地・大矢崎港内の老朽桟橋の改善を要請した。
公明党の城下広作県議、赤木武男市議も同席した。
同港は、潮の干満の差が約5メートルもあり、荷揚げ場と漁船との間に浮き桟橋が不可欠。桟橋区間120メートルの内、80メートルは鋼鉄製浮き桟橋だが、残りは岸壁と港内固定桟橋とを筏で結んでいるだけ。
席上、松原政勝同組合長らは固定桟橋や筏の老朽化、足を滑らせての死亡事故(2件)、干潮時のはしご利用の危険性などを指摘し、残り40メートル区間への鋼鉄製浮き桟橋の設置を迫った。城下県議、赤木市議も「今後、新たな事故を起こさないためにも、鋼鉄製浮き桟橋の延長を」と強く要請。同振興局の茂田勇誠土木部長は「事業化には市の負担が伴う。市の要望を受け考えたい」と答えた。
----(公明新聞より転載)---- |