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夜間中学の開設について

熊本県議会 本会議で城下広作の会議録

7.夜間中学の開設について


◆(城下広作君) 25年、藤崎台球場を使っていただきますと、私は、新しい球場にはもう歩いていけない年になっております。大変残念かなっていう感じもいたします。ぜひその前に、前倒しで、いろんな状況を鑑みて、頑張っていただければと思います。
 次に、最後です。夜間中学の開設について質問をします。
 夜間中学の設置については、私は、平成26年12月議会一般質問で取り上げました。今回2回目の質問になります。あれから6年たちました。桃、栗は実をつけ、柿もそろそろ実をつける年ですが、今回はどういう答弁になるか気になります。
 もう一度おさらいするつもりで夜間中学について述べさせていただきますと、夜間中学は、義務教育を終了しないまま学齢期を経過した者や不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した者、外国籍の者等の教育を受ける機会を保障するための重要な役割を果たしています。
 ここで、平成30年8月に文部科学省初等中等教育局長名で都道府県教育委員会委員長宛てに出された第3期教育振興基本計画等を踏まえた夜間中学等の設置、充実に向けた取組の一層の推進についての依頼文の一部を御紹介します。
 平成28年12月に公布された義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律第14条においては、全ての都道府県及び市町村に対して、夜間中学等の設置を含む就学機会の提供その他の必要な措置を講ずることが義務づけられました。
 また、法第7条に基づき策定した義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本方針において、全ての都道府県に少なくとも1つは夜間中学等が設置されるよう、また、その上で、さらに各地方公共団体においてニーズを踏まえた取組が進むよう、夜間中学等の設置に係るニーズの把握や設置に向けた準備の支援、法第15条に規定する都道府県及び市町村の役割分担に関する事項の協議等を行うための協議会の設置、活用、広報活動などを推進することとしております。
 しかしながら、夜間中学は、現在、全国8都府県25市区に31校設置にとどまっていますと、依頼文の内容はこのようになっております。
 このような依頼があっても、なかなか進まないのが現状であります。本年1月25日、衆議院予算委員会で、我が党の議員の夜間中学校設置に関する質問で、菅総理は、今後5年間で全ての都道府県と政令指定都市に少なくとも1つ設置されることを目指し、取り組むと表明されました。この答弁を聞いたとき、私に答えてくださったと感じました。
 ちなみに、6年前の私に対する教育長の答弁は、「夜間中学は、義務教育未修了者等の就学機会を確保する上で、重要な役割を担っていると認識しております。 県教育委員会としましては、市町村教育委員会との連携の下、来年度、国が実施する中学校夜間学級の設置に当たっての課題やその解消策等に関する調査研究事業を活用しながら、夜間中学の設置の必要性について研究してまいります。」という答弁でした。
 また、県教育委員会では、過去にニーズの把握のために夜間中学に関するアンケートを実施されていますが、この調査では、夜間中学の真の入学対象者となる方々のニーズや実態について、正確に把握することはできなかったということであります。
 しかし、誰を対象とした調査だったのか、また、相手や聞き方によっても結果は変わります。夜間中学は、不登校の児童生徒が多い今日、ある時期にもう一度勉強したいと思う児童生徒の受皿にもなります。夜間中学がなければ、そのことを知る機会がありませんが、あれば利用したいと思う人が出てきます。
 もう総理が腹を決められました。本県の夜間中学設置についての取組を古閑教育長にお尋ねをいたします。
  〔教育長古閑陽一君登壇〕
◆(城下広作君) 時間が足りなくなるかなと心配をしておりましたけれども、途中で時間の調整をして、なかなか切り返しも短くした分だけ余ってしまいました。もっと少し切り返しをやればよかったかなと思いましたけれども。
 この夜間中学に関してのアンケートでも、あったほうがいいという声もしっかりあっているということと、私がこの問題にこだわるのは、今の時代、小学校から引き籠もり、中学校は全然行かなかったというような子供さんが多くなってきております。そういう方々が社会人になったときに、あまり文字も学んでいない、数学も算数もあまりよく理解しなかったと。だけど、社会人になってもう一回その基礎から学びたいといったときに、その受皿となるのが、いわゆる定時制の高校とかありますけれども、その前の段階の義務教育の夜間中学、こういうことを私は行政として受皿として持っておくことは、いわゆる優しい政治といいますか、人を育てるということにつながるのではないかということで、この設置を提案しているわけでございます。
 菅総理は、我が党の議員の質問に、全力でまたこのことに対しては考えていきたいという答弁をされました。総理もそういう形で反応していただいております。ぜひ本県でも――まだ九州ではよその県にもございません。やはり後になってつくるよりも、先にやって、そのいい事例をできるような県になっていただく、それが教育立県を目指す熊本県の取組ではないかというふうに思います。
 しゃべっていたら時間が来てしまいました。これで私の代表質問を終わらせていただきます。
 御清聴本当にありがとうございました。(拍手)
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