熊本県議会 本会議で城下広作の会議録
11.熊本地震における支援物資の対応について
◆(城下広作君) 働き方も、いろんな企業の中には、わざわざ会社の中でこだわるというんじゃなくて、各自宅でもしっかりできるような対応をとって、成果が上がれば、別に場所は構わないという考え方も、だんだんニーズが変わってきております。
 特に障害者の方々は、企業という1カ所の場所に来ることによって、そこまでの負担がかなりかかる。だから、在宅でできる人はなおさら在宅の部分の場所をある意味ではしっかりとそこで頑張っていただく、仕事をそこで提供するということで負担も少なく、そして、安心してというか、いろんな形で自由にといいますか、心置きなく仕事を、自分の実力を発揮できるというパターンがあります。せっかく国が今回モデル事業を取り入れますので、しっかりと県としても手を挙げていただき、頑張っていただければなというふうに思います。よろしくお願いをいたします。
 次に、最後の質問でございます。
 時間がないと心配しておりましたけれども、どうにか時間が大丈夫のようで、次の原稿は非常に短い、2ページしかないもんで、読んで終わるとすぐ終わるという、だから、今まで急いだもんだから、ゆっくりしゃべろうかなと思って、ちょっと時間の分がちょっと心配したもんで、逆に余裕がありましたので、ゆっくりしゃべりたいと思っています。
 11番の質問でございます。
 熊本地震における支援物資の対応についてでございます。
 4月14日、最初の地震発生から今日まで、全国はもとより、海外からも、真心のこもった支援物資や義援金など数多くの善意が、県を初めとし、各市町村に届きました。大変ありがたく、真心の援助に改めて御礼申し上げたいと思います。
 お隣福岡県でも、熊本に支援物資を送るため、市民に声をかけたところ、大量の支援物資が庁舎に届けられたそうです。ただ、発災後しばらくすると、既に本県にも大量の支援物資が集まっていたため、提供できずに大量の物資が残ることになり、処分に苦慮しているとの報道を耳にしました。
 その後、NPO等の協力を得て、本県仮設住宅入居者等へ配付され、さらに、一部は、本県市町村に提供されたことにより、結果的には、全ての支援物資を配付されたと聞いております。
 そこで、お尋ねします。
 福岡県では、集められた物資は全て被災者に届けられたようですが、同じような課題は、本県に寄せられた物資についても生じているのではないかと思います。避難所も全て閉鎖された現在、支援物資は残っているのでしょうか。また、国やほかの自治体から送られてきた救援物資は残っているのでしょうか。残っているとすれば、今後どのような対応をしようと考えておられるのか、健康福祉部長にお尋ねをいたします。
  〔健康福祉部長古閑陽一君登壇〕
◆(城下広作君) 私の車のトランクには、ビニールシートの簡易トイレがいつも入っております。これも、救援本部にいただいた救援物資の一つで、私は、それはちょっと100回分あるもんですから、100回、どこでも使えるという、何かありましたら、そのくらい大変救援物資大事に使い方があるなという感じがいたします。
 ちょうどこの質問をするときに、せっかくだったらどのくらい余っているか倉庫に見に行こうかなと思いましたけれども、あんまりそれも見ると失礼かなと思いまして、とりあえず内容だけ確認をさせていただきました。
 いずれにしましても、大事な物資でございます。大事に使っていただき、そしてまた、残して、いろんなことがあったときの備蓄として使うことが、めり張りをつけて頑張っていただきたいなというふうに思います。
 これで全部質問終わりました。
 過去の質問で順番を入れかえることはなかったんですけれども、今回は裏わざを使いまして、ちょっと順番を入れかえて、内容がしっかり伝わるような形で順番をかえたということでございますので、決して飛ばしたということではないことを皆さんにちょっと伝えながら、質問を終わりたいと思います。
 ありがとうございました。(拍手)