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本県の観光対策について

熊本県議会 本会議で城下広作の会議録
8.本県の観光対策について

(1)震災に伴うクルーズ船の寄港への影響
(2)阿蘇観光の復興戦略
(3)被災の少なかった観光地の売り込み等観光客減少への対応

◆(城下広作君) 被災をしている高齢者や病気を持っておられる方、その方が、一時的にでも、例えば旅館等で、ある意味では避難をしますと、短期間であってもリフレッシュできるという大変すばらしい制度があるわけでございます。やっぱりこの情報を知らないと、なかなか、利用できる人も利用できないというふうになりますので、ぜひこれはいろんな意味で広報周知徹底をやっていただければというふうに思います。
では、次に、8番目の質問に入らせていただきます。
本県の観光対策についてお伺いをします。
今回の震災において、住宅の被害や社会インフラの被害と同様に、大変大きな被害の一つに、本県はもとより九州各地に関連する観光被害があります。
特に阿蘇地域では、南阿蘇村立野地域の山腹崩壊で、国道57号線、JR豊肥線、そして南阿蘇に通じる国道325号線、阿蘇大橋が致命的な被害を受けました。
私は、最初これらのニュースを耳にしたとき、何かの間違いだと思いました。あの長大な阿蘇大橋が崩れ落ちるとなれば、何が起きたのか想像もつかず、誤報であるに違いないと、私自身は受け入れられませんでした。しかし、翌日のニュースで崩壊した阿蘇大橋の映像を見たときは、現実を知りショックでたまりませんでした。
その後、県道熊本高森線の俵山トンネル内部のコンクリートの崩落、そこにつながる6つの橋梁の損傷、そして、さらにきわめつけは、阿蘇神社や熊本城の映像を見たときは、もう言葉を失うしかありませんでした。地元阿蘇地域の方々は、それ以上の驚きと悲しみや不安が襲ってきたと拝察します。
また、阿蘇神社、熊本城の被災した様子は、多くの県民の皆様が肩を落とされたことと思います。
ただ、唯一救いだったのは、先ほど述べた阿蘇大橋や俵山バイパスの復旧が、全て国主導で実施されることになり、あとは一日も早い復旧を願うことだけであります。
そこで、熊本城と阿蘇の熊本観光の2つの柱の被害を受けて、本県の今後の観光戦略について伺いたいと思います。
まず、第1点目の質問ですが、最近、熊本の観光を求めて、隣国の韓国や中国、台湾などから、以前に増して大勢の観光客が見えています。
特に最近の特徴としては、大型クルーズ船で八代港に寄港され、その後、阿蘇や熊本城を目当てに訪れられています。
そのクルーズ船の最近の寄港状況を見てみますと、昨年が10隻、年度当初時点において、本年の予定が16隻、来年は70隻を超える寄港予定と伺っています。
ところが、本年の寄港予定船舶のうち、2隻が今回の震災の影響でキャンセルが発生したと聞いています。
そこで、お尋ねします。
今回の震災で観光スポットとして人気が高い阿蘇や熊本城が被害を受けたことで、クルーズ船のキャンセルが相次ぐのではないかと心配しますが、今後の見通しとキャンセル防止の対策をどのように考えておられるのか、お尋ねします。
次に、第2点目の質問ですが、やはり本県の観光の復興の鍵は、阿蘇地域への観光客の呼び戻しだと思います。
その鍵を握るのが、国道57号線、JR豊肥線、阿蘇大橋の復旧等がありますが、現実的に考えますと、完全復旧までにはやはり数年かかると思います。
しかし、この完成を待っていては、それまでにホテルや旅館等の宿泊施設、商店街や飲食店等の経営がもたなくなります。
現に、全国的に有名な黒川温泉や内牧温泉等では、被災前に比べて宿泊客が9割近くまで落ち込んでいると聞いています。
そこで、お尋ねします。
観光バス利用者を初め、大半の方が阿蘇観光に利用される道路は、国道57号だと思います。その57号が今回崩壊したことで阿蘇に行けないと誤解されている方も多いのではないかと思います。
しかし、阿蘇に行く道が閉ざされたわけではありません。道路としては、すてきな名前のミルクロードやグリーンロードを利用すれば、多少時間がかかったとしても阿蘇地域には問題なく行くことができます。
そこで、県内外の方に対する阿蘇への通行可能な道路案内の周知が重要だと思います。
また、阿蘇の観光の目玉に中岳火口や草千里がありますが、ここに通じる道が一部崩壊し通行どめになっています。
このような場所については、バイパス工事等で復旧し、中岳火口や草千里に行けるよう早急な対策をとるべきと思います。
そこで、今後の阿蘇観光の復興戦略については、どのように対応されようとしているのか、お尋ねします。
次に、第3点目の質問ですが、今回の震災で本県の観光の目玉である阿蘇や熊本城が被害を受けたことにより、熊本県そのものに観光を控えてしまうおそれがあります。ようこそくまもと観光立県推進計画を策定し、観光立県を標榜する本県にとっては、大変憂慮すべきことであります。
そこで、このようなときこそ、阿蘇地域の観光振興とあわせ、今回比較的被害を受けなかった県下の市町村、具体的に挙げますと、天草地域や人吉・球磨地域を含む県南地域、荒尾・玉名や山鹿を含む県北地域などの観光地を最大限にアピールし、熊本県全体の観光を底上げし、観光客の減少を食いとめる対策が求められますが、県として、喫緊の課題である観光客の減少対策として、今後どのような対策を考えておられるのか。この地域の取り組みは、最初に質問した大型クルーズ船の観光客の受け入れにも大きくかかわってくると思いますが、今後の取り組みについて。
以上3点、蒲島知事にお尋ねをいたします。
〔知事蒲島郁夫君登壇〕
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