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県から熊本市への権限移譲と道路整備について

熊本県議会 本会議で城下広作の会議録

3.県から熊本市への権限移譲と道路整備について

(1)権限移譲の行方
(2)道路整備
(3)連携中枢都市圏構想

◆(城下広作君) 私の質問も長いのか、知事の答弁も長くて、ちょっと時間がだんだんだんだん心配になってまいりました。急いでやっていきたいというふうに思っております。
高齢者問題、これは、だんだんだんだん時がたてば、高齢者が、ある意味では、もう本当に山奥でも一人で住むような状況になったときに、果たしてそのままでいいのかなというのは、ずっと個人的にも思っておりました。だけど、一方で、町部に来てくれと言ってもなかなか、それは住みなれたところだから、最後は、ついの住みかは、やっぱりどんな田舎でもそこに住みたいという気持ちもわからないではない。大変難しい課題ですけれども、これは、いずれにしろ本当に真剣に考えなきゃいけない問題かなというふうに思っています。
また、人口減の問題、やっぱり毎年1万人の若者が県外に出るわけですから、これがせめて半分でもとどめることができれば、5,000人は人口が減らなくて済ませると。また、熊本に残ると、家族、家庭を持つと、またそこに子供が生まれるという可能性も出てきますので、人口減少には、若者の流出、これをとめることが、一番ある意味では効果があるのではないかなというふうに思います。
では、3点目の質問ですけれども、県から熊本市への権限移譲と道路整備についてお尋ねをします。
熊本市が政令市に移行したのが、平成24年4月1日で、早くも3年が過ぎました。昨年12月には大西新市長も誕生し、また、本年4月には統一地方選挙も行われ、熊本市では、初めて5つの選挙区ごとで市議会議員選挙が行われ、市長や市議は政令市となって初めて改選されたことにもなります。いよいよこれから本格的な論議がなされ、熊本市の新しいまちづくりが進んでいくものと期待をしています。
そこで、今後の県と市の関係を見据えた上で、県民や市民へのサービスのあり方やまちづくりの観点から考えたとき、現在の県から市への権限移譲のあり方について、幾つか気になる点がありますので、お尋ねしたいと思います。
まず、これまでの推移ですが、県と熊本市においては、合併前の平成21年10月に、政令指定都市移行県市連絡会議を設置し、平成22年10月26日に、県から熊本市への事務権限移譲に関する基本協定書の締結を行い、その後、第2次一括法の施行や制度廃止等があり、結果的に、政令指定都市移行時には317事務、引き続き県で対応する事務は36事務残ったと認識しています。
そこで、協議されてからことしで約7年がたちますが、当時の関係者の御苦労に感謝しつつも、私は、当時権限移譲が決定した事務以外について、現在においてそのままでよいのか、中には事前協議の段階で協議対象から外した案件もあると聞いていますが、自治体を取り巻く環境の変化もある中、見直しの必要な案件もあるのではないかと思います。
具体的な例を挙げてみますと、例えば港湾施設の場合、3港湾全て、県が引き続き管理、整備していますが、港そのものが市のまちづくりの核になり得ることから、権限移譲もあり得るのではないかと思います。
また、河川の場合、8河川を移譲しているものの、熊本市の区域外まで流域となっているなどの理由で対象から外した案件の中で、坪井川は熊本市が管理されたほうがよいのではないかと私は思います。
理由としては、熊本市のほぼ中心を流れる坪井川流域の状況を見てみますと、上流部の北区、中央区では、坪井川遊水公園として川と一体となったまちづくりが進み、中流域である中央区の熊本城付近では、城を守る堀としての存在は大きく、まさに熊本市を象徴する場所として親しまれています。また、下流域の西区高橋方面では、地域住民が一体で坪井川にこいのぼりをつるし、川と親しむまちづくりを行っておられます。
このように、市民とつながりが深い河川であれば、県が管理するより熊本市の管理が、市民にとっては、利用の手続など、何かとスムーズに機能するのではないかと私は思います。
そこで、現状の県から熊本市への権限移譲について、先ほど述べた以外のほかの事務事業も含め、見直しの協議を進める考えはないのか、お尋ねをします。
次に、熊本市の道路整備についてお尋ねします。
基本的に、熊本市内において、政令指定都市移行前に県が管理していた国道及び県道は、全て熊本市の管理下にあります。ただ、熊本市の道路整備の問題は、県の高速交通政策とのかかわりが深く、連携の必要があると考えます。
具体的な例を幾つか挙げますと、熊本市の北区と西区をつなぐ熊本西環状線や熊本環状連絡道路、国の事業ではありますが、渋滞解消の上から必要な国道3号線植木バイパスの建設、そして、連結が予想される中九州横断道路など、どれも重要な道路整備であり、早期の実現を求める住民の声は非常に高いものがあります。
また、東区や隣接の嘉島町とのかかわりが深い九州中央自動車道路や地域高規格道路である有明海沿岸を通過する有明海沿岸道路(Ⅱ期)や熊本天草幹線道路の整備、そして、高速道路の利便性向上に寄与すると考えられる北熊本スマートインターチェンジの建設等、県にとっても、他県との経済交流、広域防災拠点にかかわる重要なルートとしての役割も担っています。
そこで、お尋ねしますが、このように県と熊本市が密接に関係する道路について、今後どのような連携を取り進めていくのか、また、限られた予算の中では、当然優先順位を考えることもあると思いますが、熊本市との協議の中で、優先的に取り組む順位などの共通認識は図られているのか、お尋ねします。
次に、熊本市は、本年6月議会で、連携中枢都市圏構想の連携中枢都市を宣言し、近隣市町村と協議を進めています。
これは、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略における施策の一つとして位置づけられ、主たる目的は、圏域全体の生活関連機能サービスの向上等を推進するのが狙いと聞いていますが、このような取り組みは、これまで県が市町村との調整役として連携を担ってきましたが、今回の取り組みは市が直接取り決めることになります。
この連携中枢都市圏構想に県も支援していくと言っていますが、まず、連携中枢都市圏構想の認識と、どのような支援を考えておられるのか。
以上3点、蒲島知事にお尋ねをいたします。
〔知事蒲島郁夫君登壇〕
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